高知に住んでいても、SNSやネット通販などによって海外の人や物のつながりを日常生活で感じる時代となってきました。私たちがこれから切り拓いていく10年後、20年後の高知はどのような社会になっているのでしょうか。
皆さんにとって本校で学んだ知識や経験は必ず、生涯にわたって役に立つ志となります。
日々の生活から学び、感じ取ることによって生まれる良き仲間との出会いがあり、不可能と思われていたことでも実現出来るということを、たくさん経験されると思います。
皆さんが本校で過ごされるのは、学びと良き仲間との出会い、夢と希望、可能性に満ちあふれる毎日であることを確信しています。皆さんの夢の実現をいつも応援しています。
高知商工会議所 会頭
西山 彰一
古来より、土佐は建依別という別称で呼ばれ、心根が直な人々が多いと言われております。温暖で海山の自然と幸に恵まれている一方、幾重にも重なる山々と、果てしない太平洋の荒波に隔たれた風土がそのような気質を育てたのかもしれません。
大正三年、当時世の中のニーズに応えるため、なんの基金もなくゼロから始めた創立者が、複式簿記、経理の学び舎を立ち上げるためには彼にもその直な心根があったからだと思います。もちろんそのためには多くの土佐の人々のご努力と、ご支援があってのことと存じます。
これからもそのご恩を忘れずに日々地域に根ざした人材育成の場として微力を尽くしたいと考えています。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
理事長
川野 哲彦
専門学校であるために
創立以来、社会が求める人材・社会に貢献できる人材の育成を目指して商業実務教育に力を入れてまいりました。
時代とともに社会は変化します。この変化に即応するため常に新しいカリキュラムを編成し、社会のニーズに応えようとアンテナをはり、クオリティーを高める努力をしてまいりました。
当校の基本教育方針であります「各種資格取得のための指導」「社会人としてのマナー教育の徹底」「社会人としての人間教育、人格形成」この教育方針に基づいてこれからも、資格取得だけではなく一般社会で活躍できる社会人としての人間教育にも力を入れていきたいと考えております。「伝統校は常に新しく」をモットーに、これからも社会のニーズに即応できる専門学校として教職員一同全力で取り組んでまいります。
校長
渕 勝治
1918年 川野喜代繁、下村秀雄より引き継ぎ校務を統括。以来、校長として本校の基礎を築く。
1938年 高知市水道町292番地に移転。
1942年 現在の高知市上町1丁目3番6号に新築移転。
1968年 10月 戦災による焼失をまぬがれた木造本校舎に隣接して教室を増築。
1970年 上記「電子計算機科」を本校に吸収し、本校独自の学科として独立再スタート。
1973年 生徒数の急増に対応するため、木造校舎を取り壊し、鉄筋3階建の校舎を新築。
1976年 学校教育法による専修学校専門課程認可校、すなわち専門学校となる。
1984年 新しいOA時代に対応するため、「ワードプロセッサ科」を県下で初めて新設。
1988年 校名を「土佐情報経理専門学校(通称Tiac)」と改称する。
1988年 本校舎より東50メートルの地に6階建「東館」が落成。
1990年 全日2年制「情報経理科」を新設。近畿大学短期大学部通信教育部商経科と併修。2カ年で短期大卒業資格を得る「短大商経科」を新設。
1991年 6階建「西館」校舎落成。経理ビジネス科に全日1年制「公務員コース」を新設。
1995年 情報処理教育の充実を期して、マルチメディアパソコンの増設。
1996年 インターネット上にTiacホームページ開設。
1997年 本校舎地下1階、地上8階建の新本館落成。
1998年 中国山西省、山西日語教育学院と友好校調印。
2004年 創立90周年記念式典をおこない、創立90周年記念誌を発行。
2005年 校友会発足総会を開催し、土佐簿記学校・土佐情報経理専門学校校友会を発足。校友会誌を発行。
2007年 中国江蘇省、淅江省、江西省、山東省にある6つの日本語学校などと友好協定調印。
2010年 法人改革により「財団法人 土佐簿記学校」より「学校法人 土佐明青学園」に変更。
2013年 全日2年制「ショップデザイン科」を廃止し、「ITビジネス科」を新設。
2014年 創立100年を迎える。創立100周年記念式典をおこない、創立100周年記念誌を発行。